歯医者での歯周病予防について
2022年8月13日
小野瀬歯科医院です。
本日は歯医者での歯周病予防についてお話します。
・歯石を取る
歯面に付着した歯石や沈着物を除去し、(家庭では行えないレベルの)専門的なブラッシングをして、歯垢がつきにくい状態にします。歯面をツルツルにすれば歯垢がつきにくくなりますし、通常のブラッシングでも歯垢を取りやすくなります。
歯石が蓄積した大きくなったものもあれば、歯同士の間に入り込んでいる歯石もあります。また、歯の表面にザラザラとついた程度の本人でも気付けないレベルの歯石も存在します。
歯医者に行ってこれら取ってもらいましょう。
・歯面研磨
通常のブラッシングでは除去し切れない、歯のスキマの歯垢を取ります。また、歯に付着した着色(茶渋など)も除去します。これにより口内の環境を良くします。
・PTMC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
専門的な歯面清掃のことであり、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略です。定期的にPTMCをすることで、歯周病菌をはじめとする病原菌を取って、歯周病のリスクを下げることができます。
・定期検診のペースは?
3か月に1回程度歯の定期検診を受けることをおすすめします(もちろん何か気になることがあればその時点で歯医者に行きましょう。3か月に1回というのはあくまで定期検診のペースです)。
なぜなら歯の表面に細菌が付着して、塊になって、強い歯周病菌が出てくるまでに3か月ほど要するからです。
ちなみに歯が細菌に侵されていく過程は以下の通りです。
歯面に細菌が付着してくる→そこから別のタイプの細菌が付着する→さらに別のタイプの細菌が付着する……
後から現れる細菌ほど病原性が強く、何も手を打たないでいると繁殖して、歯肉の内部へと侵入していきます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
龍ケ崎市・竜ヶ崎駅の歯医者
『小野瀬歯科医院』
住所:茨城県龍ケ崎上町4248-1
TEL:0297-62-0130