知覚過敏とは?
2023年4月6日
小野瀬歯科医院です。
本日は「知覚過敏」についてお話しします。
「知覚過敏とは?」
知覚過敏とは、歯の内部にある「象牙質」が露出することで起こる症状です。歯のエナメル質の内側には象牙質が存在し、象牙質には大量の「象牙細管」が伸びています。
象牙質が露出すると、外側からの刺激が象牙細管に伝わって、歯の内部の神経に強い痛みを感じるようになります。たとえば、飲み物や食べ物の冷たさが該当します。
「知覚過敏の要因とは?」
知覚過敏の主な要因は、エナメル質の摩耗と歯茎の後退です。
1:エナメル質の摩耗
エナメル質は、歯の表面を覆っている最も硬度の高い組織です。しかし、時間の経過や過度な歯磨きなどによって摩耗することがあります。エナメル質が摩耗すると、象牙質が露出してしまい、知覚過敏の症状が出てきます。
2:歯茎の後退
歯茎が後退してしまうと、象牙質が露出してしまう可能性があります。歯茎の後退は、歯周病や過剰な歯磨きなどが原因で起こることがあります。
以上が、知覚過敏の要因についてです。
知覚過敏は、過度な痛みを引き起こすことがあるため、早期に対処することが大切です。治療方法には、フッ素塗布やセラミック被せ物などがあります。
しかし、知覚過敏の原因を取り除くことが、治療の最も重要なポイントとなります。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
龍ケ崎市・竜ヶ崎駅の歯医者
『小野瀬歯科医院』
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