喫煙者はインプラント周囲炎になりやすい?
2023年11月20日
小野瀬歯科医院です。
あなたの健康や美しさにとって大切な歯。
インプラント治療は、失った歯を取り戻すための一つの選択肢です。
しかし、喫煙はインプラント治療に影響を及ぼすのでしょうか?
喫煙がインプラント治療に及ぼす影響
タバコには多くの有害物質が含まれており、これがインプラント治療に悪影響を及ぼす可能性があることを理解することが重要です。
特にニコチンや一酸化炭素は、血流や酸素供給を阻害し、治療効果や治癒力に影響を与えます。
この結果、喫煙者は非喫煙者に比べてインプラントがうまく結合しづらく、治療の成功率が低下するリスクが高まります。
インプラント周囲炎のリスクと喫煙
インプラント周囲炎は、インプラント治療後に特に注意が必要なトラブルの一つです。
この炎症はインプラントの周りの組織に発生し、重症化するとインプラントが失われるリスクが高まります。
喫煙者は、ニコチンによる血流の阻害や免疫力の低下などの影響で、この周囲炎の発症リスクが高くなるとされています。
禁煙がインプラント治療に及ぼす効果
もちろん、全ての喫煙者がインプラント治療に失敗するわけではありません。
しかし、少なくとも手術前と手術後の短期間の禁煙は、成功率を高めるための鍵となります。
一時的な禁煙により、血流や免疫力が改善され、インプラントとの結合や治癒がスムーズに進むことが期待されます。
定期的な検診の重要性
喫煙者であっても、定期的な歯科検診を受けることでインプラントの健康状態を維持することが可能です。
検診では、早期の問題を発見し、必要なケアや治療を受けることができます。
特にインプラント周囲炎のリスクを下げるためには、日常のセルフケアと定期健診の双方が欠かせません。
喫煙は、あなたの健康やインプラント治療の成功率に影響を及ぼす可能性があります。
しかし、適切なケアや検診、そして一時的な禁煙の努力をすることで、成功のチャンスを高めることができるでしょう。
小野瀬歯科医院
龍ケ崎市・竜ヶ崎駅の歯医者
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