矯正治療後の後戻りを防ぐ!リテーナーの種類と特徴
2025年2月22日

目次
小野瀬歯科医院です。
矯正治療が終わったのに、歯並びが崩れたらどうしようと心配になっていませんか。
歯列矯正後は、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こる可能性があります。
そのため、美しい歯並びを維持するためには「リテーナー」が必要です。
リテーナーにはいくつかの種類があり、適切に使用しなければ十分な効果を得ることができません。
本記事では、リテーナーの役割や種類、使用期間、正しい管理方法について詳しく解説します。
リテーナーをしっかり活用することで、矯正治療の成果を長持ちさせることができます。
結論として、リテーナーは矯正後の必須アイテムであり、適切な装着と管理を続けることが重要です。
リテーナーとは?
リテーナーとは、矯正治療後の歯並びを安定させるために使用する保定装置のことです。
矯正装置を外した直後は、歯を支える骨がまだ不安定であり、そのままにすると歯が元の位置に戻ってしまう可能性があります。
リテーナーは、この「後戻り」を防ぎ、理想的な歯並びを維持するために重要な役割を果たします。
リテーナーを正しく使用することで、矯正治療の効果を長期間維持できます。
一方、装着を怠ると矯正にかけた時間や費用が無駄になり、再治療が必要になる可能性があります。
矯正が完了しても、リテーナーを適切に管理しながら使い続けることが大切です。
リテーナーの正しいお手入れ方法
リテーナーを清潔に保つことは、口腔内の健康を維持するために不可欠です。
汚れたリテーナーは細菌が繁殖し、虫歯や歯周病、口臭の原因になることがあります。
リテーナーの適切な管理方法
- 毎日、専用の洗浄剤やぬるま湯で洗う
- 歯磨き粉を使わず、専用ブラシで優しく磨く
- 直射日光や高温を避けて保管する
- 食事中は外し、専用のケースに入れる
リテーナーの劣化や変形を防ぐためにも、正しいケアを心がけましょう。
リテーナーを使わないとどうなる?
リテーナーを適切に使用しないと、せっかく整えた歯並びが崩れてしまう可能性があります。
後戻りが進行すると、再度矯正が必要になることもあります。
リテーナーを装着しないリスク
- 歯並びが乱れやすくなる
- かみ合わせが悪くなる
- 再び矯正治療が必要になる可能性がある
矯正治療後のきれいな歯並びを維持するためには、リテーナーの装着が不可欠です。
歯科医の指示を守り、装着時間をしっかり確保しましょう。
まとめ
リテーナーは、矯正治療後の歯並びを安定させ、後戻りを防ぐために欠かせない装置です。
適切な装着時間や期間を守ることで、矯正の効果を長期間維持できます。
自分に合ったリテーナーを選び、毎日適切に管理することが大切です。
リテーナーを正しく使用し、きれいな歯並びを維持しましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
東京歯科大学卒業後、千代田区の帝国ホテルインペリアルタワー内名執歯科・新有楽町ビル歯科に入職。
その後、小野瀬歯科医院を引き継ぎ、新宿オークタワー歯科クリニック開院し現在に至ります。
また、毎月医療情報を提供する歯科新聞を発行しています。
【所属】
・日本放射線学会 歯科エックス線優良医
・JAID 常務理事
・P.G.Iクラブ会員
・日本歯科放射線学会 歯科エックス線優良医
・日本口腔インプラント学会 会員
・日本歯周病学会 会員
・ICOI(国際インプラント学会)アジアエリア役員 認定医、指導医(ディプロマ)
・インディアナ大学 客員教授
・IMS社VividWhiteホワイトニング 認定医
・日本大学大学院歯学研究科口腔生理学 在籍
【略歴】
・東京歯科大学 卒業
・帝国ホテルインペリアルタワー内名執歯科
・新有楽町ビル歯科
・小野瀬歯科医院 継承
・新宿オークタワー歯科クリニック 開院
龍ケ崎市・竜ヶ崎駅の歯医者
『小野瀬歯科医院』
TEL:0297-62-0130