小野瀬歯科医院の歴史

1918年から続く歴史を継承する歯科医院
いまから約100年前、現院長の祖父が小野瀬歯科医院を創業いたしました。祖父は当時、東京歯科大学創立者の1人で明治後期から昭和初期にかけて日本の近代歯科医療制度の確立に尽力した人物・血脇守之助先生※と学友で親交があり、近しい間柄でした。
その頃から日進月歩を続ける歯科医療の世界ですが、新しいものや技術を取り入れることだけが最善の医療ではありません。それらを取り入れながらも、歯科医療の重要性を途絶えることなく継続するための技術・知識を引き継ぐこと。いわば、「温故知新」の精神により、小野瀬歯科医院の100年という永い歴史を築くことができました。今後も患者さまに信頼していただける医院として、新たな100年を築くことを目標に歯科医療に従事してまいります。
※血脇 守之助(ちわき もりのすけ)
1870年(明治3年)3月2日(2月1日)~1947年(昭和22年)2月24日。新聞記者や英語教師を務めたのち、歯科医師になることを志し、高山歯科医学院で学ぶ。1901年(明治33年)、同学院を継承し、東京歯科医学院(現・東京歯科大学)と改称する。同年、血脇歯科診療所を開業。1907年(明治40年)、東京歯科医専とし校長となる。歯科医師法の制定に尽くし、日本歯科医師会の初代会長に。高山歯科医学院の学生だった野口英世の後援者として知られる。