成人してから歯並びに問題が出る原因②
2023年1月13日
小野瀬歯科医院です。
本日は「成人してから歯並びに問題が出る原因」について解説いたします。
4:日々の咀嚼(噛む)
日々の咀嚼はかなり影響します。奥歯から前方へと押されるようになりますから、歯が徐々に前方に押されていってしまうかもしれません。これも「年齢を重ねるにつれて歯列が変化する要因」の一つです。
そして咀嚼のバランスが悪い(右側の歯ばかりで噛んでいる、左の奥歯で噛むことが異様に多いなど)と、その影響がさらに大きくなる可能性が高いです。また、片方のアゴばかりが発達してしまう恐れもあります。
5:生活習慣や癖
頬杖をつく、姿勢がおかしい、爪を噛んでしまう、柔らかい食べ物に偏っているなど、生活習慣や癖のせいで、噛み合わせが悪くなっていくケースもあります。
ただ、一般の方が「歯並びなどに影響を与える好ましくない生活習慣や癖」を全て把握している可能性は低いですから、心配であれば一度歯科医院に足を運んで指導を受けることをおすすめします。
6:歯科治療をやめてしまった
歯科治療(虫歯治療)の最中は噛み合わせが正常ではなくなっているかもしれません。治療が完了すれば正しい噛み合わせに戻るはずですが、途中で治療をやめてしまえば、おかしな噛み合わせのままで生活し続けることになってしまう可能性があります。
それどころか、どんどん噛み合わせが悪化していくケースも少なくありません。
7:生理的な歯の移動
歯科領域をはじめとする健康面に問題がない人であっても、歯は自然と前にスライドしていくものです。これを「生理的な歯の移動」などと呼びます。この移動によって、「奥歯の大臼歯1本分」程度は前にスライドしてしまいます。
ですから誰しも、「何もしなくても歯並びが悪くなっていくリスク」を抱えていると言えます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
龍ケ崎市・竜ヶ崎駅の歯医者
『小野瀬歯科医院』
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