歯周病と肥満って関係あるの?
2021年2月6日
小野瀬歯科医院です。
本日は、歯周病と肥満の関係性についてお話しします。
「歯周病と肥満の密接な関係があるのをご存知でしょうか?」
歯周病が肥満を引き起こし、肥満が歯周病を悪化させるということが、様々な研究結果により明らかになってきているのです。
調査の結果、特に病気のない20~59歳の成人で、BMIが高いほど歯周病にかかっている割合も高いことがわかりました。
BMIが20未満(やせ、正常)の人が歯周病にかかるリスクを「1」とすると、BMIが20~15未満(普通)の人では「1.7倍」、25~30未満(肥満度1)の人では「3.4倍」にもリスクが高まると九州大学の調査で結果がでました。
また、体脂肪率が高い人(25%以上)、ウエストとヒップの比率が高い人は、歯周ポケットの深さが健康な人よりも深い割合が高くなっていたそうです。
※BMI=body mass index。体格指数。体重(kg)÷身長(m)の2乗の数値。日本肥満学会では、18.5未満を「やせ」、18.5~25.0未満を「ふつう」、25.0以上を「肥満」としている。
《チェックポイント》
・太っている人→BMI値:25.0以上
・体脂肪率が高い人→体脂肪率:25%以上
・ウエストとヒップの比率が高い人
以上となります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
龍ヶ崎市・竜ヶ崎駅の歯医者
『小野瀬歯科医院』
住所:茨城県龍ケ崎市上町4248−1
TEL:0297-62-0130