妊婦さんが歯周病になると危険な理由
2021年4月4日
小野瀬歯科医院です。
本日は妊婦さんが歯周病になると危険な理由についてお話しします。
妊婦さんが歯周病になると、お口の中に増えた歯周病菌が血管を通じて胎盤に影響を及ぼします。
そうすると、「早産」や「低体重児出産」のリスクが高まります。
歯周病にかかっていない人と比べて「7倍」も高まると報告されています。
「早産」というのは、37週未満で生まれてしまう場合のことを言います。
そして、「低体重児」というのは、2500g未満の赤ちゃんのことです。
低体重児は、ただ小さく生まれてしまうだけと思われていることが多いですが、
身体の機能までもが未熟な状態で生まれてくる可能性があります。
例えば、免疫力が弱く感染症にかかりやすい、脳の発達不良により脳内出血しやすい、
肺の発達が不十分により呼吸に影響が出ることがある、というようなことが報告されています。
妊娠中の方はお口のケアを入念におこないましょう。
本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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