大人の歯を虫歯から守るにはどうしたらいい?
2022年9月12日
小野瀬歯科医院です。
本日は「大人の歯を虫歯から守るにはどうしたらいい?」というご質問にお答えします。
「虫歯の原因菌が活動しにくい環境を作る」ことが、大人の虫歯にならないために最も重要なことの一つです。さらに、「歯を強くすること」もポイントになります。
そのために、毎日の生活の中で、セルフケアを実践していく方法をご紹介します。
『食後は、しっかりと歯の汚れを落とすこと』
虫歯の原因となる細菌が活動しにくい環境を作るために、食後は丁寧に歯を磨くことをおすすめします。正しいブラッシングをするだけで、虫歯になりにくくなります。特に奥歯や歯と歯茎の境目は磨きにくいので、注意して磨きましょう。
『寝る前にしっかり歯を磨くと効果的』
虫歯の原因となる細菌は、いつ最も活発になるかご存知でしょうか?
やはり、私たちが寝ているときが一番活動的なのです。睡眠中は唾液の分泌が少なくなり、口の中が乾燥しています。つまり、虫歯菌にとっては活動しやすい環境になってしまいます。そのため、就寝前のケアは非常に重要です。寝る前には、しっかりと歯を磨くこと。マウスウォッシュ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用するとさらに効果的です。
『フッ素入りの歯磨き粉とマウスウォッシュを使用』
虫歯を防ぎたい方は、フッ素を含む歯磨き粉とマウスウォッシュを選びましょう。
フッ素は、歯からカルシウムやリンが失われる「脱灰」を防ぎ、溶け出したカルシウムやリンが歯に取り込まれる「再石灰化」を促す働きがあります。これにより、歯質を改善する、つまり歯を強くする効果があります。
また、フッ素は虫歯の原因菌の活動を抑制するため、大人の歯の虫歯予防に非常に有効な成分です。
『まとめ』
自分の歯で食べ物を噛むという感覚を一生味わえるということは、人生を豊かにすることです。
日頃から口の中のケアをしっかり行い、歯に大人の虫歯を作らないようにすれば、食べ物の楽しみをずっと味わい続けられることも難しくありません。いつまでも健康な歯を保つために、できることから始めてみましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
龍ケ崎市・竜ヶ崎駅の歯医者
『小野瀬歯科医院』
住所:茨城県龍ケ崎上町4248-1
TEL:0297-62-0130