不正咬合の種類①
2022年1月16日
小野瀬歯科医院です。
本日は不正咬合の種類についてお話しします。
『叢生(そうせい)』
歯と歯が重なって生えていたり、歯列が凸凹になっていたりする状態のことです。「乱杭歯(らんぐいば)」や「八重歯」も叢生に分類されます。
歯が大きかったり、アゴが小さかったりするせいで歯の生える空間が狭くなってしまい、歯同士が押し合うことで叢生になってしまいます。
『空隙歯列(くうげきしれつ)/正中離開(せいちゅうりかい)』
歯同士の間にスキマがある状態のことを、「空隙歯列」と言います。
そして、前歯にスキマがあることを「正中離開」と呼びます(つまり空きっ歯)。
生えている歯が本来よりも少なかったり、歯が小さかったりすることで空隙歯列になります。
また、正中離開の原因としては、「上唇小帯(上唇の裏にある筋)の発育異常」や、「歯肉の内部に余計な歯が存在していること」などがあります。
『上顎前突(じょうがくぜんとつ)』
いわゆる「出っ歯」であり、下アゴよりも上アゴの骨が前に出ている状態を指します。
原因としては「下アゴの成長不足」「上アゴの過剰成長」「前歯が斜めに生えていること」などがあります。
ちなみに、下アゴ・上アゴともに出っ張っている状態のことを「上下顎前突(じょうげあごぜんとつ)」と言います。
本日は以上となります。
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